WCS2019 Sun series

あるところに環境の進行よって新しい構築を考えるとともに環境の整理をしてみようと思った者がおりました。
カイオーガソルガレオを使いながら増えてきたイベルタルに苦戦している者は誰か。
そう、私です。

といったような導入から始まるとても面白い本があるので皆さん是非お手に取ってみてください。
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宣伝はこれくらいにして本題に入るとしましょう。
今回は疲れたので禁止伝説の単体解説のみで終わっていますが、気が向けば並びについても文字に起こしたいですね。
そちらの方が頭に入りますので。

さて、このルールでまず意識する必要があるのはカイオーガとゼルネアスの2体ですね。
どちらも油断すると4体どころか6体全てを倒せてしまう程高いスペックを持っています。
まずはこの2体のいずれかを主軸に置くところから構築を考える人も多いのではないでしょうか。
では個別に整理していきましょう。

カイオーガ

このルールで一番やばいポケモンで、こいつに潮吹きされてるだけで負けるような構築は論外です。
持ち物は圧倒的にこだわりスカーフが多く、半分回復木の実や黒い鉄球、火力アップ系アイテムを持っている個体がちらほらいる感じでしょうか。
スカーフの場合の性格は控えめが一般的で、控えめテテフやミラー相手に上が取れる臆病も存在しますが、他に有効な相手が思いつかないことや、火力の問題で個人的には微妙寄りです。
自分で使う使わないに関わらずダメージ感覚を身につけておくことが必要なポケモンだと思います。
余談ですが、トリックルームで使う場合は黒い鉄球ではなくパワーアンクルを持たせると、叩き落された時にバカな相手がSに振られているのではないかと勘違いした動きをしてくる可能性があるのでこちらをおすすめします。

ゼルネアス

カイオーガに次いでやばいポケモンです。
明らかにジオコントロールがやばいのでほとんどの個体がパワフルハーブ持ちで、技もムーンフォースマジカルシャイン、ジオコントロール、守るで固定と言っても良いのではないでしょうか。(たまに変な技が飛んできますが事故と割り切って良いと思います)
性格は臆病か控えめの二択ですが、どちらも同じくらいいる印象で、耐久ラインも様々。厄介極まりないです。
ジオコントロールさえしてしまえば鋼タイプ相手でも半分程度削る力を持っているので、相手にしたときは体力管理は慎重に。
逆に言ってしまえばナットレイなどでもある程度削りさえすればさほど怖くないです。
私個人の意見ですが、CSに振り切ったゼルネアスを使っている人は全員スカーフ潮吹きでワンパンされてしまえと密かに思っています。えへへ。
また、少し前に「スマホの力を過信したな」といったアニメのセリフがRTで回ってきましたが、カミツルギのスマートホーンを耐えた際にそれを対戦相手の方に言うのが密かな夢です。

この2体が頭一つ抜けているのは明らかなので、じゃあこの2体でPT組めばいいじゃんと思いますが、そう甘くないのが現実で、モロバレルナットレイを始めとした両方に強いポケモンが何匹か存在しているので組み合わせとしてはそこまで優秀ではない印象です。
他の伝説枠については以下で解説していこうと思います。

グラードン

上記の2体に次いで多いポケモン
ゲンシカイキは出来なくなりましたが、依然としてゼルネアスとの攻撃範囲の相性の良さは抜群なので相方としてよく採用されているポケモンです。
持ち物は突撃チョッキ、半分回復木の実、命の珠やこだわりハチマキ、黒い鉄球など様々ですが、カイオーガと違い素早さは遅めな個体が多い印象です。
ゲンシカイキをしないグラードンは、地面単タイプなことや、C種族値が高くないことからWCS2016に存在したような噴火をするような特殊個体はおらず、全てが物理型と言っても過言ではないでしょう。
地面技の通りが良くなりがちなルールなので断崖を撃たれてるだけで負けになる選出にならないよう注意しましょう。
他に注意すべき点としては剣の舞はもちろん、相方の葉緑素ポケモン、カプレヒレドータクンを始めとする重力絡みでしょうか。

黄昏ネクロズマ

数少ないゼルネアスに対抗できる禁止伝説のポケモン
耐久が高く、威嚇を入れてしまえばグラードンの断崖の剣を2耐えすることもできるので、その耐久を生かした弱点保険や半分回復木の実を持ってる個体が多いです。
特殊方面は多少薄めですが、シードでカバーしてくる構築もあるのでカプテテフが一緒に入っていたらそれも考えておきましょう。
基本的にはガオガエンに打点のないポケモンですが、不意にストーンエッジが飛んでくることもあります。
カイオーガの相方として採用されることが多く、トリックルームで遅いカイオーガを動かす構築はもちろん、サポートを余り必要としないポケモンであることからスカーフカイオーガと組むスタンダードなものもあるので、その判断が難しいことが強みです。
弱点保険を持たせない場合は、ゼルネアスへの役割を考えるとトリックルームを採用していてもガオガエンの上を取っていた方が便利そうなので意地っ張り推奨です。

ソルガレオ

上のネクロズマと似てますが、少し攻撃的なポケモンという捉え方でいいでしょう。
HPが高いので耐久に振ればかなり硬くなりますが、Sラインのすぐ下にドーブルや激戦区である90族がいること、禁伝のわりに火力が控えめなことから基本はASになると思います。
持ち物は、威嚇が効かないのにゼルネアスをワンパン出来ないのではお話にならないので命の珠、あるいはこだわりハチマキでしょうか。
削れれば良いといった考えであれば、黄昏ネクロズマで良いと思っているので個人的には上記アイテムのどちらかで固定したいところですが、技範囲も種族値も結構違うので自分が納得する答えがあるのであればどのようなソルガレオであっても良いと思います。
命の珠の場合は陽気でもガオガエンを一発で倒せますが、意地っ張りにしておくと無振りカプコケコを最低乱数切りで倒せるので、スカーフカイオーガと組ませる場合は珠意地っ張りを推していきたいです。

イベルタル

日がたつにつれて数を増やしている悩みの種です。
このルールでは基本的にすべてのアイテムを叩き落とすことができるので物理の方が強いと思います。
なんなら悪の波動が見えたらラッキーとまで思うことがありますが、怯んだ時はおこります。
性格はすぐ下に役割対象のソルガレオルナアーラがいるので最速は切らない方が良いでしょう。
持ち物は、チョッキ、命の珠、プレートが大半を占める印象ですが、稀にシードや半分回復木の実も見るといった感じでしょうか。
数少ないS操作が出来るポケモンで、攻撃技も悪技のみで成立するのでそこそこ自由度は高そうですね。
採用する場合はゼルネアスが重くなりすぎないようにしましょう。

ルナアーラ

Z技がないと火力不足が否めないポケモンですが、追い風型、眼鏡型、トリル型の3択を押し付けられるなど選択肢が広いポケモンでもあります。
特性のおかげで4倍弱点でも一発は耐えることが多いのも強みの一つですね。
pokerikadai.hatenablog.com
眼鏡型と追い風型については、こちらでとても強い方がQRを紹介されているのでGSをやってみたいという方は使用してみても良いのではないでしょうか。
ワイドガードを使えたり猫騙しが効かなかったりと色々便利なポケモンなのでイベルタルが増加傾向にあるのが向かい風ではありますが、もう少し使われても良いのではないかと思います。

ホウオウ

特殊耐久おばけでわかりやすくゼルネアスに強いポケモン
身代わりが+2マジカルシャインを高乱数で耐えます。
食べ残しやエレキシードを持って詰めに行くことが多いポケモンですが、火力に努力値を割けない分、伝説にしては控えめな火力なのでAに補正をかけていることが多い印象です。

ディアルガ

半分回復木の実を持ってトリックルームをするのが一般的ですが、眼鏡も稀にいます。
相方のドーブルダークホールを撃てなくなったのでそんなに怖くないですが、耐久高めでタイプも優秀なので試行回数を稼がれてしまうと厄介になり得るポケモンです。

パルキア

カイオーガを使っていると重くなりがちです。気を付けましょう。
半分回復木の実や火力アップアイテム辺りを持ってると思います。
素早さが他の伝説たちより速めの100なのが微妙に偉いです。
トリックルームできます。おわり。

ゼクロム

エレキフィールドでスカーフ雷撃をしてくるものから追い風をしてくる型まで。
たまに出てきてたまに重いやつです。
やることがこれしかないうえ、特に考察もしてないので他に書くことのないポケモンですね。
耐久に割いていないゼルネアス程度であればフィールド雷撃で倒せることは覚えておきましょう。
なお、テラボルテージではファントムガードを貫通することが出来ません。

ミュウツー

サイコフィールドで殴ってくる高速ポケモン
技範囲がかなり広いので、エスパー技にばかり目が行ってると抜群技が飛んできます。
しかし、エスパー技や4thGSでは一般的だった吹雪は通りが悪くなってしまったのでそこまで脅威にはならない印象です。
ほぼ全個体が珠や眼鏡、気合いの襷などアタッカーらしいアイテムを持ってるでしょう。


一旦終わりです。
メモ帳に適当に箇条書きしていたものを文章に起こしたものですが、
〇〇
カス
としか書いていないポケモンがいたりしたので少し考え直したりもしました。
地面ドラゴンのポケモンとかのことではないですよ、決して。